3Dモデリングデータ作成を効率化 フォトモデリング・シリーズ販売開始~撮影を自動化し、人手を介さずデータの作成が可能~

公開日:2014-12-02

株式会社アポロクリエイト(所在地:東京都品川区、代表取締役:鳴海 千尋)は、
フォトモデリング・シリーズの商品ラインアップとして、
「フォトモデリング 3D300 / 600 / 800」を日本でも2014年12月2日に販売開始致します。

<フォトモデリング・シリーズ 詳細URL>
[フォトモデリング3D 300]
[フォトモデリング3D 600]
[フォトモデリング3D 800]

<製品画像>
[フォトモデリング 3D600]

【販売の背景】

「フォトモデリング 3D300 / 600 / 800 」は、360度アニメーション撮影システム「フォトシミリ」が持つマルチアングルの撮影技術を活用し、3Dモデリングデータの出力機能を備えた撮影システムです。例えば、工業製品の設計・開発の初期プロセスにおける試作品の3D検証、図面の再作成が不要な試作品の3D検証への活用。また、フォトシミリ・シリーズの既存機能であった360度アニメーションの中に3Dモデリングを組み込むことで、写真を見ながらの寸法測定も実現しております。 フォトモデリング・シリーズでは、被写体サイズについても幅広く対応できるように設計されております。フォトシミリ・シリーズが広く活用された商品画像撮影の場面だけでなく、3Dモデリングデータ作成の場面での活用も想定し開発された撮影システムです。

【商品の使用用途】

既存の3Dモデリングデータ作成における課題の一つがスキャニングにかかる時間、手間にありました。例として、ハンディスキャナを使用し、PCの処理速度にあわせながら、人手を介してじっくりとデータを取り込む手間が挙げられます。 フォトモデリング・シリーズでは、フォトシミリ・シリーズのターンテーブルとカメラを自動制御する撮影技術に、さらにプロジェクターを制御する機能が備わりました。これによりわずか3ステップで3Dモデリングデータの作成が実現します。

<3Dモデリングデータの作成 3ステップ>
1.被写体の撮影
被写体をターンテーブルの中心に置き、3台(3D300と3D600は2台)のカメラで、被写体を回転させながら360度撮影を行います。カメラ設定値の調整など一連のオペレーションは同梱の標準ソフトウェアで一元管理が可能です。
2.ストライプの投影
標準装備のプロジェクターから被写体に対してストライプパターンを投影し、もう一度、被写体を回転させながら360度撮影を行います。このステップで被写体表面の形状を読み取ります。
3.3Dモデリングデータの作成
先の2つのプロセスで撮影した画像データを取り込み、3Dモデリングデータを自動作成します。

【商品の特徴】

・多様なファイル出力形式
3D表示と編集プログラムで使用するための標準フォーマットとして、Collada、X3D、STL、3DS、OBJへの出力が可能
・カラフルなテクスチャマップ
カラフルなテクスチャマップを持った3Dモデルの作成が可能
・自動化された3D / 360度アニメーション撮影
ソフトウェアが、ターンテーブルの動きと画像撮影のタイミングを同期させ、マルチアングルで効率的に撮影
・自動画像転送
JPG / PNG / RAW画像は撮影後、直ちにPCに転送され、同時に表示、編集、保存を行うことが可能

【撮影システムのセット内容】

・移動が可能な3本(3D300と3D600は2本)のカメラ用水平アーム
・BOB Capture(3Dモデル生成ソフトウェア)と被写体スタンド
・プロジェクター、3種類のキャリブレーションマット
・コンピュータ制御による自動撮影、パターン投影、明るさの調整

【価格】

フォトモデリング 3D300
1,300,000円(税別)
フォトモデリング 3D600
1,800,000円(税別)
フォトモデリング 3D800
2,100,000円(税別)

※2014年12月2日販売開始予定
(輸入販売商品のため為替状況などにより価格が変更になる場合があります。)